こんにちは。
埼玉県草加市・東川口マシンピラティス&ヨガサロンナイアの渡邉と申します。
私は数年前に右膝の変形性膝関節症の診断を受け、医師には脚の筋力をつけてと指導をされシップを処方してもらい、ヒアルロン酸注射を7回うけました。それでも痛みは完全に取れなくしばらく続きましたがピラティスを始め身体の骨格を整えるよう身体の筋バランスを整えるようにして痛みが緩和しました。
しかし、先日自主練をさぼってしまったら膝裏からお尻にかけて痛みがでてしまい、整骨院緊張をほぐしてもらいました。その後調子が良かったのですが、グループレッスンをうけて無理をしてしまいまた痛みが発生→整骨院で整えるを繰り返してしまいました。
その後、緊張しているところをほぐしてもらったら、立ち上がる時にお腹に力が入ってなく立ち上がるのが難しく感じました。普段からお腹の筋肉が弱く、腰背部を使っていたことを再確認した出来事でした。
過緊張で痛みを生じているという場合、本来使いたい筋肉が働きが悪くなってしまっている場合があります。本来働くところ筋肉を活性化していけば過緊張での痛みは生じないのです。痛みは身体からのメッセージです。受け入れることも必要ですがなぜ痛みが発生しているのかを考えることも必要なのかと思います。
自身でケアをしていかないと筋力は低下していきます。股関節・肩関節は動きが大きく動かせる関節ですがその分不安定になってしまいがち。日々のケアをして趣味を楽しめるようにケアをしていきましょう♪
股関節痛がおきる様々な原因
1. 変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)
- 特に中高年女性に多い
- 関節の軟骨がすり減って炎症が起きる
- 生まれつきの股関節の形状異常(臼蓋形成不全)が関係することも
2. 筋肉や腱の使いすぎ・緊張
- 中臀筋、小臀筋、腸腰筋などが硬くなると痛みが出る
- 長時間の立ち仕事や不適切な運動フォームで悪化
3. 姿勢や骨盤のゆがみ
- 反り腰や猫背、骨盤の前傾・後傾が股関節に負担をかける
- 足の長さの左右差も原因になることがある
4. 神経の圧迫
- 腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による坐骨神経痛が股関節周辺に放散することも
5. 炎症性疾患や感染症
- 関節リウマチや化膿性股関節炎などの病気が背景にあることも
6. 外傷(骨折・打撲など)
- 転倒などによる骨折(大腿骨頸部骨折など)は特に高齢者に多い
これらは自己判断せず医師による診察を受けて頂くことを推奨いたします。
ピラティスでアプローチできること
1. 筋肉や腱の使いすぎ・緊張
改善の理由:
ピラティスでは、股関節周囲の筋肉(腸腰筋・臀筋・内転筋など)をバランスよく使うことで、特定の筋肉だけに負担がかかるのを防ぎます。呼吸と連動した動きで筋肉をやさしくほぐしながら強化できるため、慢性的な筋肉の緊張が和らぎ、痛みの軽減が期待できます。
2. 姿勢や骨盤のゆがみ
改善の理由:
ピラティスは「正しい姿勢とアライメント(骨の整列)」にフォーカスします。骨盤の傾きや股関節のねじれなどを、体幹(コア)を鍛えることで自然な位置に整えていく効果があります。これにより、股関節への不均等な負担が減り、痛みの予防・改善につながります。
3. 変形性股関節症(初期段階)
改善の理由:
進行した状態では医療の介入が必要ですが、初期段階や術後のリハビリとしては、ピラティスが有効です。関節に負担をかけずに動かせるエクササイズ(例:リフォーマーを使った運動)を通して、可動域の維持や筋力アップが図れます。特に中臀筋・腸腰筋の強化は、歩行時の安定に直結します。
まとめ
人生100年時代。できるだけ健康に自分の脚で歩行できるためにも股関節の安定はとても大切です。
日々のケアを心がけてください。
ピラティス以外の運動療法でもケアをすることができますが、ストレッチしながら筋トレができるマシンピラティスをご検討ください。
当マシンピラティス&ヨガサロンナイアは、運動不足で身体が硬くなり不調を感じている40代・50代の大人女性が、ピラティストレーナーとの1対1のマシンピラティスとヨガを通して安心・安全に体を動かして生活で必要な筋肉を身についていき、姿勢を改善しお身体を整えるサロンです。